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韓国のマッサージハウツー本を兄が読んでいます

2011-12-10 20:25:06

兄が韓国のマッサージのハウツー本を手に入れてきました。兄は整体師ではありませんが興味の矛先がころころと変わる人間で、様々な分野に手を出しては微妙な結果を出してまた懲りずに別の物に手を出していました。そんな兄はいつもマッサージと称して妹である私にガチプロレス技をかけてきたりするので兄のそういった趣味にとても迷惑しています。兄の友人もよくその餌食になっていると聞いた時は同情を禁じ得ませんでしたが今だけはそっちの方に行ってくれないかと切実に考えていました。


心の表情がまま顔に出ていたのでしょう、兄は安心しろ、俺だぞ!と根拠のない自信の元にハウツー本を広げて実践を開始しました。兄のマッサージという名のプロレス技は故意ではなく、本当に体をほぐしてやろうという心配りからなので断り辛く、私はあえなく兄が施す韓国のマッサージの餌食となりました。いつか絶対本場の韓国に行って本物を堪能しようと決意した瞬間でもありました。


もうどうにでもなれと大の字で寝転がって眼を瞑ると、兄は私の足の裏を親指で指圧し始めました。いつもと違うパターンに戦々恐々していましたが、兄は足のツボを押して血行を良くするハウツー本のページを開きながら熱心にマッサージと呼べるものをしていました。私が拍子抜けしていると、韓国のマッサージは美顔効果のあるマッサージもあるから後で顔もやってやろう、といつになく優しい声にすっかり安心し、エステで受けるようなリラクゼーションの中で眠ってしまいました。